子どもたちの日々の様子をお届けします

学校ブログ

個人探究 prime time (5、6年生)

11月20日(水)

今日は、5、6年生のprime timeでした。

総合的な学習の時間を活用して、自分の興味のあることに打ち込む「個人探究」の時間です。

 

昨日来てくれた、高校生が取り組んでいる活動と考え方は同じです。

自分でテーマを設定して、活動計画を立てて、探究活動、整理まとめを経て、アウトプット(発表プレゼンなど)の活動に繋いでいきます。

先生から与えられた「課題」をこなすだけでなく、自分で自分の学びをデザインして進めています。

ご覧のように、子どもたちが取り組む探究課題は、さまざまです。

よって、活動の種類も、活動場所、使う道具や材料もさまざまです。

もちろん、試行錯誤しながら、です。

最初に決めた自分の探究テーマが、壁にぶつかって止まってしまうこともあります。

そんな時に、活動の計画(もしくはテーマそのもの)を「修正」していくことも、大事な学びになります。

そうして、学びを継続するのに必要な「調整力」「修正力」も身に付けてほしいと思います。

こうした学習活動を、子どもたちはどのように感じているのか?

どのような成長、成果があるのか?

子どもたちの声を聞き、多面的に捉えながら、進めているところです。

 何といっても、子どもたちが、prime timeの日を楽しみに登校してくれていることが、一番うれしいことです。

自分の好き・得意を生かして、伸ばして、楽しい学校生活にしてほしいと考えています。

ようこそ!山形中央高校の先輩。(2年生との交流)

11月19日(火)

山形中央高校の1年生7人が、寒河江中部小学校に来てくれました。

高校の「探究的な学習」の中の活動です。(国際、教育、体育、くらし改善、自然科学、人文社会、地域振興の7つの大テーマがあるとのこと。)

週に1回、課題探究の時間があり、12月には発表会。

今回、中部小にやって来て探究するテーマは、『カードゲームを使って英語力を上げる』とのことです。(国際、教育関連)

本校とのアポ取り、事前あいさつ、などを自分たちで行い、今日に至っています。

まずは、中庭で鬼ごっこをして遊んでもらいました。

制服姿の高校生から逃げるのは、「逃走中」みたいで、とっても楽しそうでした!

高校生のお兄さん、お姉さんと遊んで、この笑顔です。

鬼ごっこの後は、さあ教室に戻って、いよいよカードゲームで英語に親しむ学習です。

さすが高校生! 2年生にもわかりやすいように、役割を分担しながら楽しい雰囲気を作りながら進めています。

そして始まったカードゲーム。

小学生もそうですが、高校生の皆さんの表情も一段とやわらかく、優しくなっていきました。

高校生の皆さんは、

「楽しかった」

「かわいかった」

「理解が早くてびっくりした」

「明るくて素直でいい子たち」

「英語力もアップしてよかった」

などの感想を話してくれました。

見ているこちらも、温かい気持ちになりました。

異なる校種(小学生と高校生)が交流することの有意義さを改めて実感しました。

 授業が終わり、お別れの時には、「楽しかった」「また来てね」という声が、自然に子どもたちから出ていました。

正直な気持ちだと思います。

山形中央高の皆さん、ぜひまた中部小に来てください。本日は誠にありがとうございました。

アンデルセンの皆さま、ありがとうございました。(朝の読み語り)

11月18日(月)

先週の木曜日の朝は、アンデルセンの皆さまの読み語りがありました。

子どもたちの優しい表情がいいですね。

「いい時間」を過ごしていることがわかります。

絵本の中に入り込んでいる顔・顔。

電子黒板を使ったアニメーションで、人種差別やいじめについて考える「読み語り」をしていただいたクラスもありました。

アンデルセンの皆さま、ありがとうございました。

力を合わせて めざせトレジャー!(2年生 体育)

11月7日(木)

今日は、先生方の研究会があるため、全校生は4時間授業で下校しましたが、2年2組のみなさんは、研究授業のため残って体育の授業をがんばってくれました。

今日の体育は、「スポーツ鬼ごっこ」。

相手陣地の「トレジャー」を奪い合う鬼ごっこです。

テーマは、『力を合わせて めざせトレジャー』

鬼遊びの楽しさに触れ、ルールを工夫したり、攻め方を選んだりするとともに、友だちに考えを伝える力などを育むことを目指して単元構成しています。

今日は、チームで連携して、相手をかわしたり、走り抜けたりする動きを目指して、子どもたちが頑張っていました。

こうして見ると、「相手を追う」「相手から逃げる」などの動きが高まっていることがわかります。

「遊び」ながら、運動技能が高まっています。

相手陣地に攻め入る役割と、自分たちのトレジャーを守る役割を話し合いながら進めています。

「遊び」ながら、協力やコミュニケーションを学んでいます。

ゲームの合間には、チームで作戦を立てて、次のゲームに生かしています。

「遊び」ながら、ルールや作戦を学んでいます。

 ↑ ゲームの終わりには、しっかりと振り返って、考えたことを自分の言葉で話すことができました。

運動技能の高まり、仲間との協力、ルールや作戦を考える力、コミュニケーション、勝敗を受け入れ相手を認める態度、などなど、多くのことを学んだ体育の授業でした。

2年2組のみなさんの、一生懸命に授業に向かう姿が、何よりも素晴らしいと思いました。みんな、よくがんばった!!

山形🌟きら🌟💡ピカ💡大作戦(4年総合的な学習の時間)

11月5日(火)

4年生 総合的な学習の時間

『山形きらピカ大作戦』

~自分たちの手で山形県の顔を輝かせたい~

に挑戦中です。

域(や学校)をよくするには、どんなことをすればいいのか。

自分たちにできることは、どんなことがあるのか。

4年生が、自分たちで考え、話し合い、自分たちで計画し、学校の許可を得ながら、実施しています。

今日は、学校の遊具のペンキ塗りをしてくれました。

↓ サッカーゴールの白が、鮮やかに、くっきりと見えませんか?

ブランコもペパーミントグリーンに。

上り棒は、部分的に補修してサビが見えにくくなりました。

鉄棒もきれいに塗っています。

逆上がり練習器も「きれいにな~れ」で、3色に塗っています。

・自分と地域(や学校)とのかかわりに気づく力

・他者とかかわりながら、多様な見方や考え方にふれ、他者を尊重する態度

・地域の一員として、自分の存在に気づき自分の良さを高めようとする態度

このような力や態度を育むことを目指して、4年生は活動しています。

次の活動は、地域に出て清掃活動を行う予定です。

保護者の皆さま、地域の皆さまのご協力、よろしくお願いいたします。

図書委員会ポップコンテスト

10月30日(水)

10月は、読書の秋ということで、図書委員会が中心となってポップコンテストを開催していました。

(紹介が遅くなってごめんなさい)

本屋さんにも飾ってある「ポップ」とは、、、?

※本を読んだ人が、まだ読んでいない人に向けて、その本の「何」に「どう」心を動かされたかを、短いフレーズに思いを込めて伝えるもの

という説明もあるようです。

↑ ↓ 写真の上部が、紹介したい本の表紙のカラーコピーで、

↓ ↑ そして、写真の下部が、子どもたちが自作した「ポップ」です。

イラストや、キャッチーな言葉で、思わずその本を手に取ってみたくなるポップがたくさんありました。それにしてもみんな、上手ですねー!

このようなポップコンテストをしたところ、4年生以上で200以上もの応募がありました。

得票数も人気ポップは100以上もの票を獲得していました。

きっと、実際に本を手に取った人もいるはず。

↓ そして、図書館にはその本(実物)を展示して、読書への興味関心を引き出す工夫がされていました。

親子で図書館や本屋に行ってみたり、親子で一冊の本を読んで感想を交換してみたり、楽しい「読書の秋」にしてください。

感動! 成長! 感謝!(みんながんばった中部小祭)

10月27日(日)

感動がありました。

成長が伝わってきました。

最高の中部小祭になりました。

一生懸命がんばった子どもたちに、ずっとリードしてくれた6年生に、応援していただいたご家族の皆様に、感謝の気持ちでいっぱいです。

【金管バンド】

8:38 目が覚めるような華やかなファンファーレ!

金管バンドの『スタートレック』で中部小祭の幕が上がりました!

宇宙を冒険するかのような壮大な演奏に、一瞬息を止めて見入り聴き入りました。

11月2日の東北大会でもがんばってください!!

【1年生】「おむすびころりん」

入学して7か月。

歌、踊り、計算、体操、踊り、けん玉、こんなにもいろんなことができるようになりました。

すごいがんばり。すごい成長です。1年生のみんなよくがんばった!

【2年生】「花笠音頭」「勇気100%」

「やっしょうまかしょ、中部小! それっ!」の元気なかけ声が今も聞こえてくるようです。

ダンスの中で「100%勇気~」と歌いながら踊るシーンでは、2年生の一生懸命さに、胸が熱くなりました。

【3年生】「ハンメルンの笛ふき」

不思議なストーリーの面白さが、見ている1、2年生にもちゃんと伝わりました。

3年生一人ひとりが、がんばって役割を果たしたからですね。

練習からずっと見ていましたが、本番が一番上手でした。3年生、みんなよくがんばった!

【4年生】「「未来のつくり方」「オーラリー」

伸びやかできれいな歌声と合奏に感動しました。

何よりも、4年生の表情です!

なんて優しくて、なんて一生懸命で、なんて素敵な表情でしょう。

まさに「未来」を見ているかのようです。

【5年生】「PEACH TARO」

英語劇です。全編オールイングリッシュ。

それでもストーリーが見ている人全員に伝わるのは、5年生の演技力の高さです。

その演技力は、日ごろの学習の成果、そして練習の成果でしょう。

配役も絶妙!タレントぞろいの5年生の個性があふれていて、笑って笑って、心から楽しめる劇でした。

【6年生】「中部小ソーラン」

 6年生一人ひとりの表情を見てください。

人生の中で、何度か(いえいえ何度でも)、こういう表情をしたいものです。

こんなにも「本気」になる体験は、これから先、中学、高校、大人になってからも、自分を土台から支えてくれる「芯」をつくることにつながると信じています。

 令和6年度の中部小祭は、大きな収穫を得て、終演しました。

中部小祭へのご家族の応援と、当日の運営へのご理解・ご協力誠にありがとうございました。

寒河江中部小学校は、また次の(各学年の)目標に向けて、歩き出します。

中部小祭に向かって④(リハーサル)

10月25日(金)

本日は、中部小祭のリハーサルでした。

寒河江中部小学校では、全校生に保護者が加わると1,000人を超えるため、物理的なキャパ・安全面の配慮から、当日の発表は上学年(4~6年生)と下学年(1~3年生)に分かれて行います。

そしてリハーサルの発表見学を当日の逆で行うことで、全学年の発表を2日間かけて見ることにしています。

なので、リハーサルとは言っても、本番と同じ緊張感で行いました。

リハーサルでこんなに感動して、明日はどうなるの? という感じです。

何とも、充実した時間、素晴らしいリハーサルでした。

子どもたち、こんなにもがんばって、ここまでたどり着きました。

明日は、「できばえ」や「結果」ではなく、ここまでがんばってきたプロセス、努力と成長を見ていただきたいと思います。

 

子どもたちが考えた、中部小祭のテーマは、「一人一人の個性を強みに、みんなが感動する舞台を築こう!」です。

まさに、その通り。

一人一人の個性、得意なこと、好きなこと、良さが光るステージの数々です。

 中部小祭は、いよいよ、明日です!

中部小祭に向かって③

10月24日(木)

いよいよ明後日です。

子どもたち、がんばっています! 

本当に、本気になって、心を一つにして、がんばっています!!

【3年生】劇 ハンメルンの笛ふき

【1年生】劇 おむすびころりん

【5年生】劇 PEACH TARO

【2年生】踊り 花笠音頭 勇気100パーセント

【6年生】踊り 中部小ソーラン

【4年生】音楽 未来のつくり方 オーラリー

当日、ご覧いただきたいのは、「成長」です。

一人ひとりが、この7か月で、こんなにもたくましく成長しました。

授業研究会(6年生・2年生)

10月23日(水)

学校では、よく「授業研究」「教材研究」という言葉が使われています。

毎日、毎時間行われている授業ですが、よりよい授業(※)を目指して、常に「研究」しているのです。

どんなのがよい授業?についても様々な考え方がありますが、何といっても学力(①生きて働く知識・技能、②思考力・判断力・表現力、③学びに向かう力・人間力)を育む授業を目指しています。

 

【6年生の授業 外国語】

「担任の先生に、おすすめの外国をプレゼンしよう!」というテーマで、英語専科の先生が授業しています。

まずは、どんなプレゼンにするか、グループで話し合い、練習しています。

プレゼンの中心となる英文を先生と確認した後、

グループ間で練習発表して、相互にアドバイスをしています。

(※担任の先生に、この国いいですよとプレゼンするのが本番、という設定です。)

you can eat delicious food! や

you can drink icewine! などと、先生の好きなものをアピールしようとしている班もあって、とても楽しい英語の授業でした。

※なお、10/23の授業で担任の先生にプレゼンしたところ、大盛り上がりで、どのプレゼンも素晴らしすぎて担任の先生は「選べない。どの国にも行ってみたい!」となったそうです。

こんなふうにして外国語(英語)に親しみながら、コミュニケーション力を伸ばしています。

【2年生 国語】

『そうだんにのってください』というテーマで、「話合いの力」をつける授業です。

グループごとに、一人が相談事を話し、その話をよく聞いて、アドバイスをするという学習活動です。

真ん中にあるタブレットで、話の内容を録音(録画)して、後からの振り返りに生かしています。

相談の内容は、宿題のことだったり、家族のことだったり、ほのぼのとしているようですが、本音でもあります。

だからこそ、いい話し合いの学習が成立しています。

このような活動を通して、相手の話を受けて話をつなぐ力など、「聞く力」「話す力」を身に付けています。

6年生、2年生、2つの授業に共通しているのは、

①これからの社会でますます重要になる「コミュニケーション力」を身に付けていること。

②先生がいない場面でも自分たちでしっかりと学び合う、子ども主体の授業であること。

です。

26日の中部小祭は、このような日々の(子ども主体の)学びの集大成とも言えます。

子どもたちの学びの成果を、ぜひご覧ください!