スーパー見学(3年 社会)

9月26日(火)

今月の上旬のことです。3年生が社会『店ではたらく人』の学習でスーパー見学に行きました

子どもたちの課題意識としては「お店ではどんな工夫をしているのかな」というあたりが中心ですが、こうした内容(コンテンツ)を知識として覚えるだけでなく、こうしたフィールドワークを通して「必要な情報を調べまとめる力」を身に付けることを、学校では重要視しています。

そういう意味では、子どもの振り返りで「お店の人へのインタビューがうまくいった」とか「スーパーの人の話をうまくメモすることができた」という感想が出ていることは、必要な情報を収集するスキルが高まっていることを表していると考えられます。これは高学年になっても中学生になっても必要な大事な力になります。

今回こうしてバックヤードまで見学させていただいて、お話を聞かせていただいたことで、「社会的事象を関連付けて考える力」や、「意味を考える力」、「考えたことを表現する力」にまで、子どもたちの学びを深めることができたようです。

そして、こうした学習は「よりよい社会を考えること」「学習したことを社会に生かそうとすること」にもつながっていきます。これも新学習指導要領で目指す学力のうち、「学びに向かう力・人間性」に分類されるとても大事な力です。

それにしても、こうしたスーパーなどは学習材の宝庫ですね。

まさに「社会的な見方・考え方」を働かせる学習に適したモノ、͡コトがたくさん見つかります。

 

福祉の視点や、環境の視点からも考えを深める材料がたくさんありました。

3年生なりに「お店の工夫」として多くのことを学んだと思います。

お忙しい中、児童の見学を受け入れてくださった関係者の皆さまに心より感謝申し上げます。

ありがとうございました。